街角で見つけた7
「街角で見つけた」では、街の綺麗でオシャレで面白いテントや看板などをご紹介。
弊社施工ではないのが残念ですが、皆様のご参考になれば幸いです。
キャンバスで創る素敵な空間を御覧下さい。
今日撮って来ました。関東では珍しい「ガイロ式テント(ガイロテント)」の例です。
西日本に多く、「ガイロ」も西日本での呼び名なのか、こちらでは「すべり出しテント」とも呼びます。
可動式オーニングの仲間ですが、写真は収納している形。
数本のワイヤーを張って、そこにテント生地がぶら下がって左右に開閉するのです。
このテントは、写真にもあるように浅草の仲見世です。
仲見世といえば、テント屋業界ではネタになるものがあります。
それが次の写真
むき出しの鉄骨が並んでます。
宝蔵門前、伝法院脇ですが柱の羅列。何故これが?
実は、冬の現在は撤去されているのですが、梅雨以降はここに小屋組(屋根型)の鉄骨が加えられて、そこに電動式の可動オーニングがずら〜っと並びます。
昔は、真夏の日差しを避けるために「よしず」を張ったのですが、そのかわりに現在は電動オーニングです。
毎年、雨も少なく日差しも柔らかいこの季節に全部を撤去。
綺麗にメンテナンスして、再度取り付ける。
常に良い状態を保つ為の様です。
上の写真の「ガイロテント」は仲見世を横切る路地に付いています。
仲見世のオーニングと一緒に、真夏の参詣者を強い陽射しから守っているのでしょう。
でも、何故、今日浅草に行ったのか。
なかなか深い訳がありますので、その事については、またの機会にお話し致しましょう。