劇場のフレンチレストラン
「彩の国 さいたま芸術劇場」にあるレストランの外部装飾を施工しました。
今日、2月28日にオープンでした。
「彩の国 さいたま芸術劇場」全体を設計した「香山壽夫建築研究所」の意匠(デザイン)に基づき、製作・施工を担当しました。
写真右端の「看板」と、縦の「棒」がズラ〜ッと並び、中に照明が光る「金属装飾」です。
オープン初日なので「お花」で看板が見えない。
なので、工事途中の写真ですが、看板のアップを。この時は「棒」も端の一本しか入っていません。
このブログではお馴染みの「ターポリン」に溶剤系インクジェットでロゴをのせた「キャンバスサイン」です。
風に耐えるため、生地の両端にステンレスワイヤを縫い込み、ターンバックルで強いテンションを掛けています。
「ハトメ」を打つ「点」での固定ではなく、「線」で荷重を受けるので強風でも生地をいためる事が無い構造です。
また、ターンバックルを緩めるだけで取り外し出来るので、季節に合わせてとかイベントに合わせて「幕」を変えるのも簡単です。
看板で読める様に、このお店の名は「ビストロやま」
同じ劇場内でカフェの「ペペロネ」も一緒に運営しています。
オーナーシェフは、「ジュニアベジタブル&フルーツマイスター」(野菜のソムリエ)という称号を持っている方で、有機野菜を使ったメニューを揃えているそうです。
同じ「さいたま市」の県立近代美術館内のレストランも運営していて、「料理も文化なので一緒に発信していこうと思う」とおっしゃっていました。
ちょうど、NHKの朝ドラ「風のハルカ」でも、主人公の父親が「野菜のレストラン」を開業しようとしているので、イメージがダブってしまいました。
きっと、楽しい料理がサービスされる事と思います。
オペラやミュージカル、そして落語を観に聴きに行った時、是非入ってみて下さい。
いいえ、食事だけでもお出かけ下さい。