道具6(非鉄金属用)
前に溶接機のご紹介をしましたが、あれは「鉄」専用の道具でした。
今回ご紹介するモノは、昨年に同業者から譲り受けた溶接機で「TIG溶接機」と言います。
これは優れもので、鉄はもちろんの事「アルミニウム」や「ステンレス」も溶接できてしまいます。
写真の上が「TIG溶接機」、下は今は現役を退いている「交流手棒溶接機」です。
どちらも三相200Vの「動力電力」を使います。
いつまでたっても全く錆びない「オールステンレスフレームのテント」や
大きいのに一人で持ち上げられる「オールアルミニウムフレームのテント」を作ろうと目論んだのです。
いずれも加工しにくく、また「テント」は一つひとつが「世界で一つ」のオーダー製品なので、外注で依頼すると材料が高価な事もあり非常に「お高い」製品になってしまいます。
そこで、自社内で加工出来れば良いなぁ、と思ったのです。
しかし、鉄の溶接に比べ、ステンレスやアルミニウムの溶接は難しい。
日頃の仕事の合間でしか練習できないので、なかなか腕が上達しません。
でも、少しずつ練習して、自分の手で「キラキラステンレスフレーム」や「軽々アルミフレーム」を製品レベルまで持っていく所存です。