丸・○・マル・まる
今日の金物作業場の状況です。
朝、作業場に行くと材料屋さんから「曲げ加工」された材料が入っていました。
曲げ半径別に置いてみたのがこの写真です。
さて、何を作ろうとしているのでしょう?
巨大なフラフープ?、でっかい新体操の「輪」?
なんやて、そんなん誰が使うねん!
正解は、窓に付ける「ドーム型」のテントです。
正確には「半ドーム型」
窓の上に丸いテントが付いているの見たことありません?
あれです。
加工を始めたのがこの写真、扁平ドームなので丸い「骨」の半径が異なるのです。
(真円ドームなら全部一緒なんですが、扁平は大変なんです)
1台だけなら、「曲尺(かねじゃく)」の仕事で作っちゃいますが、今回は10台製作するので、それぞれ同じ形に仕上げる為に「ゲージ」を自作しての製作です。
CADで書いた図面で各部材の裁断寸法を割り出して、その通りに切断したら、あとはゲージに従って組み立てれば、全く同じ形のフレームがポコポコ出来上がる。
なーんて事なら楽なんですが。
手仕事で、一つひとつ確認しながら組み立てていきます。
完成した姿は後日にお披露目、できるかな?
結構急ぎのお仕事なんです。