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2006年10月25日

今年も出展します

昨年、初めて出展した「さいたま市商工見本市 コラボさいたま」ですが
今年も単独ブースで出展致します。

昨年は、木造の「家」を建てて、可動オーニングの展示をメインに行いました。
今年は、
ワンタッチ式のイベントテント「Mr.Quick」
ガレージにも使える水平開閉式パーゴラテント「天夢」
それぞれの実物を展示致します。
また、ブースのサインとして空気膨張式の「エアロサイン」も現物展示です。
それぞれの商品について、詳しい事は会場にてご質問下さい。
また、「歌舞伎文字勘亭流書家」による、手書き実演も行います。
江戸文化が生んだ「江戸文字」の中核である「勘亭流」
今も「歌舞伎座」などの看板は手書きで作られます。
その「技」をご覧下さい。
そして、あなただけの「世界に一つ」な「手書き勘亭流グッズ」のご注文も承る予定です。

是非、ご家族やお友達と御一緒にお越し下さいませ。
「さいたま市商工見本市 コラボさいたま2006」の公式サイトは「こちら」
出展者一覧から弊社をお探しいただき、会場レイアウト図でブース位置をご確認下さい。
ブースナンバーは「5」です。

2006年10月20日

どんなところにもテントを

先日の施工です。
順番に御覧下さい。

まずフレーム取り付け。
ちょっと高い場所なので、クレーンで吊上げました。

次は生地の展張作業。

あっという間に完成です。
実際は、それなりの時間がかかってますが。
ちょっと変わった形でしょう。
理由があるのです。
この建物は、道路に対して斜めの壁面になってます。
テントは、窓を潰さない形で設置が条件。
しかし、背の高い車両が入るので、地上からの高さを確保しなければいけない。

そこで、こんな形になりました。
わずかな勾配でも雨が流れるように、また積雪の荷重にも耐えるように「曲面」の採用です。
左右でテントの「出巾」が違うのですが、単純なシリンダー形状の曲面なので「ねじれ」等を生じません。
造形的な効果を考えて、太いパイプで枠を組み、角度の異なる「つり棒」での懸架式です。
雨水も正面ではなく、左右に分かれて落ちるので、下の空間の作業性が高まる事でしょう。

限られた範囲での設計、歪んだスペースへの設置は鳴海テントにご相談下さい。
条件に合ったご提案をできると思います。

2006年10月15日

木綿のバッグ、親子?

今日は、納品例というか、これから「商品」になるかも、という品です。
「木綿のバッグ」
9号と呼ばれる比較的厚手の「綿帆布」で作るバッグです。
トラックシートに使う「綿帆布」と違い、防水などの後加工を施していない生地です。
「生機(キバタ)」と言います。
色も、素材そのままの「生成り色」です。

このままでは、なんの変哲も無いプレーンなバッグですが
今後、このプレーンバッグに色々な施しをして「商品」にしていこうと思ってます。
数多くの試行錯誤が必要と思いますが、完成した暁にはこのサイトでお披露目したいと思います。
その日が遠くないことを祈念いたしまして、今日は失礼いたします。

秋晴れのこの頃、行楽日和でもあり、紅葉狩りも始まっているようです。
この週末、どこかにお出かけになりましたか?
お出かけの時に持っていけるような素敵なバッグに仕上げたいと思います。

2006年10月13日

トラックが雨宿りします

先日の施工です。
まず、全体写真をどうぞ。

ちょっと分かりづらいですので、別角度で。

このアングルなら分かりやすいでしょうか。
倉庫の荷捌きスペースの上屋テントです。
間口が20m、奥行きは2トントラックが入る寸法です。
軒高も、一番背の高いトラック(地上高3.8m)が入るため3.9mあります。
雨水を受ける「雨樋」も、先端の上部についています。

内部の様子。

アイボリーの生地なので、太陽の光を程よく通します。
天気の良い日中は、照明が不要な明るさが確保できます。

毎日の倉庫での荷役作業。
雨や雪の降る日も有ります。
そんな時に荷物と人を守るテント。
こんなサイズのテントも鳴海テントにご用命下さい。
お客さまの使い勝手に合うサイズと形状をご提案いたします。

2006年10月08日

アメリカのBAR?

これも「施工例」です。
まばゆく青く光るネオン。
ルート66は、8.1240384・・・・・、じゃなくて
あの「ROUTE 66」です。
以前、外部の看板の施工をしたライブハウスです。
壁掛けの装飾(時計です)のネオンが割れたので、修理の御依頼でした。
でも、

この壁掛け時計は、アメリカ製のもの。
使われているネオン管が、国内で使われるものと規格が異なっていました。
最初は、同じもので直そうと探しましたが、入手が不可。
加えて、ネオン職人さんも加工に難があると言う事で、国内で使われている普通のネオン管を使いました。
バーカウンター横で、ひときわ輝いています。
ストロボなしでの撮影なので、ちょっと手ブレしていますが、雰囲気たっぷりの景色になりました。

このお店には、以前納めた「toilet」ネオンもあります。
二つ並んだツーショットしましたが、真っ暗ですね。
でも、実際はこんな風に見えるのです。
しかし、営業が始まり、ステージに照明が入ると、そこはもう凄い世界らしいです。
なぜ「らしい」って?
まだ、客として営業中に入った事無いんです。
今度、客として訪れて「ROUTE 66」の下でバーボンでもいただきます。

2006年10月04日

二段構えのテント

近くの町工場での施工です。
工場内から製品を出す時に「雨よけ」が欲しいとのご注文。
しかし、2階に重量物を吊上げる場所でもあるので「固定式」は不可との事。
そうなれば「可動式オーニング」が最適。

シャッターの上に「テント」を取り付け完了です。
いや、まてよ。
これは「固定式」のテント。しかもシャッターボックスからほんの少ししか出ておらず「雨よけ」の役には立たないんじゃないか?
さっき「可動式オーニングが最適」っていっていたはず。
それでは、次の写真へ。

ね!
「可動式オーニング」がついてるでしょ。
この現場、製品を出してくるのは写真左手のシャッターの方なんです。
どの向きに取り付けても良かったのですが、間口が小さいので、低コストの「住宅用モデル」を採用。
ただし、「住宅用モデル」は出巾が2mまでなので左のシャッターからだと、相当寸足らず。
そこで右側に取り付けなんですが、こちらもほんのちょっと足りないんです。
それに、シャッターボックスが邪魔でもあるので、寸法を稼ぐのと、障害物のシャッターをかわすために「小さな固定テント+可動式オーニング住宅モデル」となりました。
工場の出口側の壁際には、雨仕舞のために「可動式オーニング」の傾斜に会わせて小さな「ひさし」も取り付けました。

フレームを自社加工する鳴海テントですので、このような芸当も簡単です。