« 夜のお仕事 | メイン | アメリカのBAR? »

二段構えのテント

近くの町工場での施工です。
工場内から製品を出す時に「雨よけ」が欲しいとのご注文。
しかし、2階に重量物を吊上げる場所でもあるので「固定式」は不可との事。
そうなれば「可動式オーニング」が最適。

シャッターの上に「テント」を取り付け完了です。
いや、まてよ。
これは「固定式」のテント。しかもシャッターボックスからほんの少ししか出ておらず「雨よけ」の役には立たないんじゃないか?
さっき「可動式オーニングが最適」っていっていたはず。
それでは、次の写真へ。

ね!
「可動式オーニング」がついてるでしょ。
この現場、製品を出してくるのは写真左手のシャッターの方なんです。
どの向きに取り付けても良かったのですが、間口が小さいので、低コストの「住宅用モデル」を採用。
ただし、「住宅用モデル」は出巾が2mまでなので左のシャッターからだと、相当寸足らず。
そこで右側に取り付けなんですが、こちらもほんのちょっと足りないんです。
それに、シャッターボックスが邪魔でもあるので、寸法を稼ぐのと、障害物のシャッターをかわすために「小さな固定テント+可動式オーニング住宅モデル」となりました。
工場の出口側の壁際には、雨仕舞のために「可動式オーニング」の傾斜に会わせて小さな「ひさし」も取り付けました。

フレームを自社加工する鳴海テントですので、このような芸当も簡単です。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.narumix.net/tent/mt-tb.cgi/218

コメントを投稿