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建物の間にガレージ

テントの張り替えの現場です。

二つの建物の間のスペースをガレージとして使う為に、テントで屋根を掛けています。
今回は、古くなって破損していた生地を張り替えました。
この部分は、片流れの形状です。写真手前から奥の方に雨水が流れます。
フレーム形状としては最も単純です。
ただ、強い風に生地が翻弄されてバタバタしてしまうので、間口の真ん中に入っているパイプに生地を固定しています。
今回は、接着剤を使って固定しました。
他にミシン縫製で帯を付けてロープで編む方法も有りますが、ミシン目からの漏水の危険や、長い期間の劣化で糸が切れてしまう恐れが有るため、この程度の規模(面積)では、接着剤での対応をしています。

こんな形も有りました。
アーチ形状です。
こちらは、凸曲面なので、片流れのような生地のばたつきは起こりません。
雪などの荷重が掛かっても、左右の「梁」へ力が伝わるので、パイプの変形などが起こりにくくなっています。
初期経費は直線のタイプより高くなりますが、張り替えの時の縫製コストや耐久性などを考えると、総合コストでは逆転する場合が多いと思います。

参考資料
使用生地 クラ パロニィFC  1142F

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